北朝鮮はトランプ氏の判断によってどう動くのでしょうか?
年末最後に。。。大きく動く可能性もありますね(`・ω・´)
リスク管理は必須です。
下記はTBSニュースより抜粋です。
アメリカのトランプ大統領が20日、北朝鮮を再び「テロ支援国家」に指定すると発表しました。北朝鮮に対しては、すでに多くの制裁が科されていて効果は限定的とされるものの、北朝鮮の反発は必至です。
「本日、米国は北朝鮮をテロ支援国家に指定する。もっと前に何年も前になされるべきことだった」(アメリカ トランプ大統領)
北朝鮮にこれまで強硬姿勢を示してきたトランプ大統領。20日、北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定すると発表しました。
「北朝鮮は核による破壊で、世界を脅かしているのに加え、国外での暗殺を含めて、繰り返し国際テロ行為を支援してきた」(アメリカ トランプ大統領)
アメリカが初めて北朝鮮を「テロ支援国家」に指定したのは、北朝鮮工作員が関与した大韓航空機爆破事件が起きた後の1988年。その後、核開発の凍結交渉の一環として2008年に解除し、今回は、それ以来、9年ぶりの再指定となります。
再指定の理由については、ティラーソン国務長官がマレーシアで今年2月、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された際に猛毒の神経剤「VX」が使われたことを挙げました。また、トランプ大統領は北朝鮮で拘束されていたアメリカ人大学生のオットー・ワームビア氏が6月に死亡したことに言及。このことも北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定する判断材料になったと見られます。
「今回の再指定は、北朝鮮と関係する人物に対し、追加制裁と罰を科すもので、残忍な政権を孤立させるための圧力最大化を支援するものだ」(アメリカ トランプ大統領)
北朝鮮を「残忍な政権」と非難したトランプ大統領。21日には財務省が北朝鮮に対する新たな制裁を発表すると明らかにしました。
「我が国は、米国による北朝鮮のテロ支援国家再指定を、北朝鮮に対する圧力を強化するものとして歓迎し、そして支持致します」(安倍首相)
「日本政府が、それ(再指定)をきちっと受け止めて、それをてこにして、被害者が直接帰れるという、帰国につながるという具体的なフォローアップをぜひしてもらいたい」(拉致被害者家族会 飯塚繁雄さん)
ただ、実際にはアメリカはすでに北朝鮮に対し多くの制裁を実施済みです。そのため、再指定の効果は限定的で、「象徴的な意味合い」が強いとみられます。
一方の北朝鮮は・・・
「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が勝利自動車連合企業所を視察した」(朝鮮中央テレビ、21日午前放送)
国営メディアは21日朝、金党委員長が自動車工場を視察する様子を報道。テロ支援国家再指定についての反応は今のところありません。
また、20日まで訪朝していた中国・習近平国家主席の特使、宋濤氏と金党委員長との会談については中国も北朝鮮も伝えておらず、会談は実現しなかった可能性が高まっています。宋濤氏の訪朝については、トランプ大統領が「大きな動きだ」と期待を示していて、これを見届けた上での「テロ支援国家」再指定の発表となりました。
今回の再指定について、中国は直接的な批判をさけています。
「私たちは関係各国が"対話を通じて朝鮮半島問題を解決する"という正しい軌道に戻るための行動を取るよう希望する」(中国外務省 陸慷 報道官)
アメリカによる「テロ支援国家」の再指定。北朝鮮はどう動くのでしょうか。
「おそらく明日(22日)か、あさって(23日)反発する外務省声明などの類いが出て、その後、何らかのアクションを起こす可能性があるのではないか」(北朝鮮に詳しいジャーナリスト 平井久志氏)
北朝鮮情勢に詳しいジャーナリストの平井久志さんは年内のミサイル実験といった軍事挑発もあり得ると話します。
「来年1月1日に新年の辞を金正恩党委員長が発表する。これは今年(2017年)を総括して、来年(2018年)の展望を示す重要演説。(年内に)最後の仕上げの実験をやって、来年、『国家核武力の完成』を宣言する。そういう政治的シナリオがあり得る」(北朝鮮に詳しいジャーナリスト 平井久志氏)
北朝鮮をめぐる情勢は、さらに緊迫の度を増しています。
まずは北朝鮮の今週の動きがキーとなりますね。。。
また、FXブログは昨日更新したと思ったら消えてました(`・ω・´)
後でまた更新します( ̄▽ ̄)
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